11月に入り、一気に冬への階段を上っている気がします。先日は降雪もあり、一段と寒さが身に染みます。そんな中、外の寒さとは裏腹に学校内は先月25日に行われた「学習発表会」を起点に子どもたちの熱気は引き続いており、様々な豊かな表現が校内に広がっています。今日はその一端をお伝えします!
<学習発表会本番>
まずは少し日にちが経ってしまいましたが、10月25日の感動を再現してみます!
~1年生~「もいわの山にオニがでた!~できっこないをやってみよう」
はじめのことばで1年生の代表が出てきて会場に呼びかけます。「挨拶の声が小さいです」と再度促すなど、ドリフさながらの会場の乗せ方でした!
このお話は、もいわの山に遊びにいった子どもたちが鬼に遭遇し、様々な形で対決していくストーリー。
国語や算数で学習した内容をたっぷりと盛り込みながら、ストーリーは展開していきます。
途中、校歌を歌う場面になった時、1年生が伴奏を担当し、驚きと共に会場があたたかい雰囲気になり盛り上がりました。
1年生の可愛らしさ満載で、それでいて随所に子どもたちの才能が発揮されたストーリーに思わず笑顔になりながら温かい気持ちになりました。
~2年生~「スイミー2025~パワフル2年生~」
2年生は赤いベストを着こみ、赤い魚になって登場です。国語で学習をした『スイミー』を演じました。
その他にも、カニやクラゲなど、海の中の生き物も登場し、華やかな舞台が彩られていきました。
途中、器楽演奏で「アイアイ」を演奏。とても楽しそうに演奏する姿が印象的でした。
そして、ウナギに誘われて、みんなで楽しくダンス!2年生の明るさが一気に最高潮に!
最後は、みんなで力を合わせて大きな魚を作り出し、大きなマグロを撃退して大喜び。2年生の成長を劇を通じて存分に感じさせてくれました!
~3年生~「レッツ!ハロウィンパーティー!!」
3年生はハロウィンパーティーという設定で、これまで学習してきたことを使ってみんなで楽しむ様子を表現していました。
「ミッキーマウスマーチ」の器楽演奏で会場をノリノリにしてくれ、加えて今年から学び始めているリコーダーの演奏も披露してくれました。
途中、外国語活動で学んだ体の部位を英語で唱えながら踊るリズムダンスで会場を盛り上げました。遅いリズムから始まり、スピードを速くして踊る緩急の表現が見ているものを魅了しました。
最後は、adoさんの「唱」の楽曲に合わせてダンスを披露。パーティーの盛り上がりを象徴するような笑顔で踊る様子に会場も引き込まれていきました。終始、明るさの絶えない演目で、会場を喜ばせてくれました!
~4年生~「情熱いっぱい4年生」
4年生は国語で学習した『ごんぎつね』の朗読劇に挑戦。ストーリーの展開上、静かに情感を込めて表現する場面が多いのですが、一人一人がしっかりと読み込んで表現できていました。劇中にリコーダー演奏も盛り込み、劇に彩を加えていました。
朗読に加え、観客の心に響くように演技も同時進行。細かい動きにも注意を払い、場面ごとの心情を表現していました。最後の兵十がごんを撃ってしまう場面は見事に表現し切りました。会場全体に余韻が残るほどに・・・
~5年生~「外国からの旅人~アフリカンシンフォニーでおもてなし~」
外国から4人の旅人が日本にやって来て、全国各地を旅しながら様々な人々と交流を重ねるというストーリーで5年生の学習の成果を発表する演目。セリフ回しも外国人風に工夫していました。
リズミカルなダンスから旅が始まります!
観光大使は北は北海道、南は沖縄までいくつかの地域をピックアップして表現していました。子どもたちが調べ上げた情報をそれぞれの地域の特色として存分に伝えながら、外国人観光客だけでなく、会場のみんなも喜ばせてくれました。
発表中に歌や踊りも随所に盛り込み、子どもたちの成長をしっかりと伝える演出も!
最後はみんなで「アフリカンシンフォニー」の器楽演奏で会場全体をおもてなし。高学年らしく、自分たちが学んできたことをまとめあげて1つの演目に仕上げました!
~6年生~「MOMOTARO」
プログラムの最後を飾ったのは、最高学年の6年生。『ももたろう』をストーリーの軸にして、現代の世相をふんだんに盛り込み、コメディータッチで表現しました。
現代のももたろうは、スマホに夢中で鬼退治も面倒くさそう。いやいや鬼退治に出かけることに・・・
旅のお供はやはり「キジ」「サル」「犬」。しかしそこも現代版で表現。キジはドローンを操り、サルは天才ハッカー集団、犬はインフルエンサーで情報発信のスペシャリストとの設定でした。
そして、物語がここで急展開。ももたろうが旅の途中で謎のランプを派遣。それを擦るとななな何と!ランプの中からAIアシスタントのジーニーが登場してきて一気に物語は佳境へ!
そのAIアシスタントのアドバイスにより、鬼たちとももたろう一行は共に音楽を奏でることで心の交流を図ることに・・・その曲に選ばれたのが「ディズニーメドレー」でした。(なるほど。これで話がつながりました。)
ももたろうと鬼たちは一緒に音楽を奏でながら、共により良く生きていく道しるべを手にしていくというハッピーエンドなストーリーでした。「笑いあり、涙ちょっとのまた笑いあり」といった物語を6年生が渾身の演技と演奏で演じ切り、会場を大いに盛り上げてくれました!さすがです!!
最後は代表のあいさつで学習発表会全体を終了しました。各学年がそれぞれにテーマを掲げ、その学年の”持ち味”を大いに発揮しながら表現し切る素晴らしい学習発表会だったと思います。自分たちの成長した姿を表現し切る楽しさを実感し、そして、見ている方々から評価してもらい、更なる成長を誓うという素晴らしい取組となったと確信します。
<その後も豊かな表現活動を展開中>
~3年生が1年生にお勧めの本を紹介し読み聞かせを通して表現~
学習発表会が終わり新たな出発をしたとある日、国語の学習で「おすすめの一さつを決めよう」という学習の成果を1年生教室に出向いて表現しました。班ごとに、1年生の気持ちになって選んだ一冊の本を工夫して読み聞かせてくれました。
読み聞かせを聞いていると、間の取り方や読み方の強弱、声質の変化と3年生が工夫に工夫を重ねて準備してきた様子がひしひしと伝わってきました。なぜ、この本を選んだかという理由の発表にも、1年生に寄り添う気持ちが込められていました。
そうした思いが1年生に伝わり、3年生の発表を真剣に聞き入る様子が印象的でした。
発表後は「また読んで~!」と3年生の所に集まって2回目の読み聞かせ会が開かれていました。学年を超えた表現の場で、人のつながりを生み出すあたたかみも感じられ心がほっこりしたひと時でした。
~3年生玉ねぎスープで表現!~
別の日に、またまた3年生が総合的な学習の時間に自分たちで育てた玉ねぎをスープにしていただく企画で学習のまとめをしていました。食物に感謝しつつ、おいしくいただくための表現の場です。はじめて包丁を握る子もいる中で、格闘が始まりました。
まずは、担任の先生から包丁の使い方を教わるところから。手を切らないように正しく使うことを意識します!
グループごとに順番に具材を切っていました。中には上手な包丁さばきの子がいたり、初めでどこかぎこちない子もいたりしましたが、すべてのグループで互いに励まし合い、おいしいスープができるよう声をかけ合って調理をしていました。
うれしいことに出来上がったスープを校長室にも届けてくれました。それぞれの具材のおいしさに加え、こしょうの味もしっかりきいたおいしいスープでした。ごちそうさまでした!
~4年生の交流授業での表現~
学習発表会が終わり、学校では腰を据えて授業に取り組む時期に入っています。各学年計画的に授業を見せ合う交流授業の取組も行っています。この日は4年生の授業を見合いました。
説明文を要約する学習。前時に「はじめ・中・終わり」に分けて中心となる文を作りあげ、それをもとに200字以内で要約することに挑戦。
それぞれが、個々に要約に挑戦した後、友達と対話・交流。今年度研修部を中心にここに力を入れる授業づくりに取り組んでいます。自分のつくった要約文を見せ合い、他の子の考えを聞いて文章を磨く作業に挑戦しました。
中には先生に文章を見せながら更なるレベルアップを図ろうとする子もいました。
最後にそれぞれがつくった要約文のいくつかを紹介しながら全体交流。次時は筆者の考えに迫る話し合いをすることを確認し、この時間を終えました。子どもたちが互いの意見を尊重しながら自分の考えを深めていくための授業づくり。ただ今絶賛挑戦中です!
~6年生でも対話による表現~
とある日の6年生でも社会科の授業で対話を用いて授業をしている様子を参観しました。この日は江戸時代の街道の発達を起点に、交通の発達が生活の変化にどう影響したかを考える授業。いろいろな発想が出てきました。
インターネットの情報を参考に論を組み立てる子、教科書の記載事項から考えを整理する子など様々で、自分の考えも、ロイロノートでまとめる子、ノートに手書きで整理する子、それぞれいました。
そして、ある程度自分の考えが整理できた時点でグループに分かれて意見交流。さすが6年生。それぞれの考えを聞きながら、考えを広げている様子も見られました。物流の発展から、旅などによるより良い生活の実現、街の発達と多岐に渡る考えが出ており、見応えがありました。
このように、日々様々な場面でいろいろな表現を重ねながら子どもたちは学びを深めています。子どもたちの成長を目にする瞬間は本当にうれしくなります。これからも学校全体で表現の仕方に更に磨きをかけていきます。そして今年、力を入れて取り組んでいる「対話を重視した授業づくり」をこれからも引き続き実践していきます。